憂鬱な一週間とラズベリーリーフ

今日のハーブは


「ラズベリーリーフとセントジョンズワート」


前回書いたグリズリー期を何日か乗り越えるとやってくるのが


女性にとって憂鬱な一週間。


お腹も腰もズシーンと重くて

ズキズキ痛むし、

貧血でフラフラ。


グリズリーに加え、

なーんにもしたくない

ナマケモノも出現します。


そんな時はナマケモノに徹していいと思います。


頑張って動こうとせず


体を温めながら

一日中ゆっくりゆったり

自分を労わるのが一番。


でもなかなかそんなことも言っていられないし


例え、ゆっくりできる時でも


「痛みに耐えながら」


の修行のような一日は嫌なので

ハーブの力を借りて少しでも快適に過ごせるようにしています。



一つ目は

筋肉の緊張を和らげる作用があると言われ

骨盤や子宮周りの筋肉に働きかけ月経痛を緩和してくれる

「ラズベリーリーフ」。



果実ではなく葉っぱの部分を使います。


ほんのり甘い優しい香りと味で飲みやすいので、

ハーブの中でも好きなものの一つ。




安産のお茶とも呼ばれていて、

次男の出産前後もよく飲みました。

(私は計画帝王切開だったのですが、それでも骨盤子宮周りの筋肉を調整してくれるので。)



続くグリズリー現象には

前回のローズやラベンダーの他に

「セントジョンズワート」も。


私は生理が始まると、

グリズリーの凶暴さが少しだけ減る代わりに

なんだかズーンと気分が沈んでしまいがちなので


「サンシャインサプリメント」


と言われる

セントジョンズワートで気分を明るく!


全然関係ないですが

セントジョンズワートって響きが好きです。

なぜか無駄に何回も言いたくなっちゃう。


子どものころ

葉っぱを石ですりつぶして遊んでいた時の記憶がよみがえる香りで


味は苦みと渋みがあり

個人的には

そのまま飲むのは苦手なので


ティーの時は先ほどのラズベリーリーフに少し混ぜて、

貧血防止にミネラル豊富な「ネトル」も足して飲んだり


濃い目のセントジョンズワートティーに

ガーゼやタオルを浸し

ホットタオルを作り

お腹や腰にあててじんわり温めたりして使っています。


以前は生理痛が酷すぎて、

仕事のために痛み止めを一回飲んでも効かず

もう一つ飲んで

逆にフラフラになってしまった


という失敗をしたこともあったのですが



ハーブティーの他に


布ナプキン(りぼんさん、おすすめです)に変えたり、

カモミールの足湯で

くるぶしの少し上までをあたためたりしていると


ここ何年かはすっかり痛み止めのお世話になることもなくなりました。


毎月やってくるこの一週間。



これからも、


苦行のように過ごすより

一ヶ月頑張った自分を褒めて、

大切に体を労わりあげながら過ごしたいです。



ハーブティー (一人分)

・ラズベリーリーフ:ティースプーン1

・ネトル:ティースプーン1/2

・セントジョンズワート:ティースプーン4/1 

・熱湯(98℃くらい) 200ml

・お茶パック

いつもはティーポットで淹れるのがおすすめですが、

この時は洗い物も面倒なのでお茶パックに入れて作ります。


①カップにハーブを入れたパックを入れ、蓋をして3分待つ。

②パックを取り出して、ゆっくり飲む。


⚠注意⚠ ラズベリーリーフ:妊娠初期~中期、切迫早産の方の使用

⚠禁忌⚠ セントジョンズワート:長期継続使用、使用後の強い紫外線、※医薬品との併用

※インジナビル、ジゴキシン、シクロスポリン、テオフィリン、ワルファリン、経口避妊薬


セントジョンズワートのホットタオル

・セントジョンズワート 10g

・熱湯 500ml (タオルの大きさにもよって増減してください)

・お茶パック

こちらもいつもは茶漉しを使って作るのですが、面倒なのでお茶パックで。


①鍋などにセントジョンズワートを入れたお茶パックと熱湯を入れ

蓋をして3分。

②タオルやガーゼを浸す。

➂火傷に注意して、お腹や背中にあてる。



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